(家族信託活用事例2)マンションを新たに建築する場合

 高齢者の親が土地を保有しており、その土地を有効活用するためにマンションを建築することを検討しています。しかし、親が高齢なので建築途中で意思判断能力を失うようなことがあると、銀行からの融資や建物の引き渡し、賃貸借契約等が難しくなるケースが想定されます。また、親が高齢なために意思判断能力はあっても、面倒な手続等をしたくない場合も多くあります。

 このような場合にも家族信託の利用が有効な手段になります。親が保有している土地について、親を委託者兼受益者、子供を受託者にしておけば、以下のような手続きを全て子供が行うことが出来ます。

・建築の請負契約
・金融機関からの借入
・居住者との賃貸借契約
・不動産会社との管理契約

 ただし、この家族信託を行う場合には、事前に金融機関、建築会社と相談して了解を取っておくことが重要です。

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